安定行動を求めすぎるという病【ポケモン剣盾8世代総括】

小岩井です。今回は8世代の総括を書いていきます。

テーマは表題のとおりです。

 

本題に入る前に8世代の結果についてです。

詳しい話は省略しますが、結果だけ言うと悔しいです。

そして、同時に8世代になって失ってしまったという考え方もあります。

それで戒めのため、悔しい思いをしたくないなという信念のため、こうして記事として残そうと思いました。

 

失ってしまった考え方とは「ポケモンを楽しむ」というものでした。

 

 

1.安定行動と読み行動

2.僕は読みが好きだった

3.強者に憧れた結果 

4.どうでしたか?

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1.安定行動と読み行動

まずはテーマに関しての大前提を話します。

ポケモンのプレイングにはその名の通り「安定行動」と「読み行動」があります。

分かりやすくこの2つを説明すると、安定行動は目の前に通る選択をする、所謂ローリスクな戦い方です。

一方で、読み行動は、場合によっては目の前の状況を度外視する選択をする、所謂ハイリスクハイリターンな戦い方です。

 

そして、世間一般的なポケモン強者は、比較的安定行動を取るとされています。

この理由を説明することは難しいので省きますが、ポケモン界では、安定行動=強者という風潮があります。

 

2.僕は読みが好きだった

先程までの話は一旦置きます。

僕の話をします。僕は7世代からガチ対戦をしていました。

戦績だけで言うと、レート2000を4回達成、最高レートは2076です。

人によっては大した戦績でもないと思うでしょうし、実際8世代の方が戦績は良かったと思います。

しかし、それでも僕は7世代は成功の世代と思っています。

なぜなら初のレート2000を達成したからです。

達成したこと自体も成功と言えますが、それより、そこに到るまでのプロセスが

良かったです。

何千も試合を重ね、試行錯誤をし、何よりポケモンを心の底から楽しんでいました。

プレイングに関しては、読み行動を多く取っていました。世間で言うところのヤンキープレイも多かったです。

 

これが楽しかった。

 

確かに不格好な戦い方かもしれませんが、相手の行動を読んで、大きな負担を相手に与えることはとても楽しかったです。

構築も、サイクルパを使っていて、安定性には少し欠けるかもしれませんが、それでも何ターンも続く激闘の果に勝つ快感は何者にも代え難いです。

 

それでは、8世代ではどのような戦い方をするようになったのでしょう。次に話します。

 

3.強者に憧れた結果

やっと本題に入ります。

ここまで、ポケモン界には安定と読みがあり、強者は安定を好む風潮があるという話。

僕は7世代は読みが好きだったという話をしました。

 

8世代では思考を変えて、僕も安定行動を取るようにしました。これは世間の風潮に納得が行き、僕も真似たからです。

 

今思えば、これは失敗でした。

強いか弱いかではなく、ただ単に安定行動に執着しすぎていて、ポケモン勝負を楽しめていなかったです。

なぜなら、自分が安定行動を取っているのに相手が予想外の行動を取ると腹が立つからです。

 

7世代のときなら、自分が読む分相手も読む可能性を考えられて、その読みこそがポケモン勝負の醍醐味だと楽しめました。

しかし、詰将棋のような綺麗な試合を求めると、どうしても相手にも綺麗な行動を求めてしまいます。

 

そして、安定行動を取ったからといって必ずしも勝てるわけではありません。

上位プレイヤーでも読むときは読みます。

重要なことは、相手に「圧力」をかけることなのかなって思います。それは、安定行動でも読み行動でも何でも良いのです。如何に相手に圧力を与え、試合に勝つかが重要だと思います。この辺の圧力の話は機会があったら話します。

 

タイトル回収ですが、僕は安定行動を取るという病を罹っていました。

最初に話したことですが、僕はこの病により、昔は確かに持っていた「楽しむ」という考えを失っていました。

型にとらわれすぎると大切な考えを失うのだなと、8世代を通して痛感しました。

 

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4.どうでしたか?

 

どうでしたか?

これはこの記事を読んでみてどうでしたか?という質問であり、読んでいる方の8世代の結果についてどうでしたか?という質問でもあります。

 

僕はSVでは、あくまで対戦を楽しむことを目的にしようと思います。

そこには安定とか読みとか、そんな狭い戦術の話は抜きにして、どうしたら相手に勝てるのかを考え抜きたいと思います。

 

昔は出来たのだからこれからも出来るはずです。

 

以上