【雑記】社会人になって1ヶ月経ちました

小岩井です。

この春、新社会人になりまして、4月を無事終えることができました。 楽しいこと、辛いこと、僅か1ヶ月ですが経験をしてきました。

整理する意味も含めて、共有しようと思い、今回記事を投稿した次第です。

同期の方も、先輩の方も、これから社会人になられる方も、ご覧頂けましたら幸いです。かなりの長文ですが、暇潰しにでも。

 

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まず、僕がどのような仕事をしているか軽く説明します。 東京の某所で営業の仕事に携わっています。どのような商品を扱っているかについて詳細なことは秘匿しますが、かなり高額な物を扱っています。志望度の高い会社だったので、働くことをとても楽しみにしていました。

 

次に入社してからの出来事を時系列順に記述します。

まず、入社後一週間は、研修期間でした。内容は、弊社で取り扱う商品の説明や、営業のシミュレーションなどです。ここら辺は、ただの学びの場だったので、特段大変な思いはしませんでした。

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二週間目からは、いよいよ実践です。新入社員が最初に与えられる仕事はテレアポでした。 念のため、テレアポとはお客様のご家庭に電話をして、実際会って商談しませんか?と段取りを取る業務のことです。通常電話営業とも言います。

 

ここで一言。。。

 

これがめちゃくちゃ難しい

普通に考えて頂きたいのですが、知らない人から営業の電話が来たら、まずガチャ切りですよね。入社をする前から、営業という仕事の厳しさについて、覚悟はしていました。しかし、実際に行うと、その難易度の高さに臆してしまいます。

それでも、上司からのアドバイスや、新社会人特有のフレッシュさのお陰で、業務をして数日で実際にお客様と会う段取りを取ることが出来ました。

アポイントを取ることができて、その時は心の底から喜びました。

ただ、商談というよりは名刺を配りたいのでご挨拶させてくださいという内容だったので、会社の業績に繋がるような出来事ではありませんでした。それでも、自分の力で、はじめの一歩を踏み出すことが出来ました。

 

そんなことがあった次の日は、飛び込み営業です。つまり、事前の連絡をしないでいきなりお客様のご自宅に訪問して、営業をします。

 

ここで一言。。。

 

これもめちゃくちゃ難しい

実際に顔を見合わせる分、コミュニケーションを取りやすくテレアポよりは難易度は低いのですが、それでも難しいです。想像してみてください。スーツを着た知らない人がいきなりインターホンを鳴らして来るのですよ。まず断られますよね。

ただし、最初は上司の付き添いだったので、どちらかというと学びの場でした。ベテランということもあって、そのスキルというのは、圧巻するばかりでした。

ちなみに先程から、上司という言葉がありますが、職場の人間関係については後で書こうと思います。

 

二週間目は、営業の難しさ、やりがいについて体験しました。

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三週間目は、僕も実際に、外回りの営業をしました。ここで大きな問題が起こりました。それは、

 

グーグルマップの扱い方が分からない!!

現代人なのにマジか、、、と思うことでしょう。マジです。北へ向かったら南へ行きます。ナビ通りに従っても何処かへ進んでしまいます。何かの疾患かと自分で心配しました。さらに、乗る電車を間違えたり、目的地と反対側のバスに乗ったり、もう仕事になりません。当然、業務が滞ってしまうので上司にも怒られます。

自分の無能さに絶望しました。

ただ、流石に数日外回りをすれば、道に迷うという失敗は起こさなくなりました。良かった良かった。

 

さて、肝心な営業ですが、留守が多くて実際話すということは少なかったです。

それでも、何件かは訪問できました。成果に繋がるようなお話、、、というのは出来ませんでしたが、お客様の中には僕と雑談を1時間ほどしてくださる方もいました。改めて、人と関わる仕事は色々あって楽しいと思いました。それに、飛び込み営業は一人の時間を過ごすので、自由という良さもあります。

 

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そして、GW前の一週間です。相変わらず電話と訪問営業に勤しみます。入社当初と比べて、かなりスキルアップしたことを実感しました。成果は出せず終いですが、いずれは会社に貢献できるかなと前向きな所です。

 

ところが、ここに来て入社前と入社後のギャップに苛まれます。

僕としては、ゆっくりでも良いから、いつかは結果を残せたら良いと考えて入社をしました。入社後もそのスタンスは保ったまま、あくまでもマイペースに仕事を出来たらと思っていたのです。しかし、会社からしたら、僕の考えというのはかなり自己中心的な物になります。

それと言うのは、結果も出せない社員に、会社は給料を払わなくてはならないからです。給料だけではありません。会社は僕のために、仕事場を用意してくれて、その維持管理日も担っています。そうすると、1ヶ月に1人の人員に割く費用というのは、100万相当になるそうです。

つまり、何の成果も出さない人に、会社は何百万も投資しているわけです。この事実に気が付いてしまってからは、マイペースに結果を出す、という考えは無責任に思えてきます。むしろ、今すぐ何かしらの形で会社に貢献するべきなのです。新入社員だからと甘えるわけにもいかないのです。会社も、僕に数字の責任を求めていることが何となく分かります。

 

しかしながら、元来マイペースで自己中心的な僕には、どうしても今までの考えを変えるという結論には至りませんでした。ウサギとカメの話がありますが、僕はカメのように遠回りでもゴールに辿り着けることが至高だと思っているからです。

 

そうすると、今の会社、、というよりも営業という仕事に向いていないのではないかと考えてしまいます。業務内容は、天職と言えますが、その責任の重さには、耐えがたいモノがあります。そんな重圧にこの先耐えていける自身は今のところないのです。

 

また、今はまだ早く帰っていますが、残業も多くなることだと思います。働いてみて、気が付いたことは、僕はプライベートの時間を優先したいということです。今の会社で自分が優先したいプライベート時間の確保ができるかというと、恐らく無理です。 

お金も、生き甲斐も、時間も、全てを思い通りにすることは、とても難しいことです。というより、そんな都合の良い会社はありません。

何かしらは妥協しなくてはならないわけで、僕の場合は、やりがいを妥協して時間を確保することが、一番の幸福だと考えています。

責任の重さや時間の確保、そんなことを考えていたら早くはありますが、転職も考えなくてはならないなと思う次第です。まさか僕も、こんなに早く転職を考えるとは思いませんでした。働いてみないと分からないということはあるものです。

そうは言っても、しっかり結果を出すまでは、今の会社で頑張るつもりです。

 

長くなりましたが、要約すると4月最後の週は、色々と自分の幸福について考えさせられました。

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さて、前述した人間関係についてです。結論から申しますと、ストレスフリーだと言えます。

これは、元々の職場環境もあるとは思いますが、どちらかというと、僕自身が人間関係でストレスを無くすように工夫しているからです。

これは僕の処世術なのですが、自分が抱いている考えや感情は、他人にすぐ共有することにしています。嬉しいことがあったら伝えることは勿論ですが、ネガティブな内容でも思いのままに告げます。

例えば、少し苦手だと思う先輩上司には、率直に思っていることを伝えます。当たり前ですが、相手を傷つけたいわけではありません。認識のズレがあることは悪いことなので、情報の共有をする意味合いで、思うがままを伝えます。

意見を聞く側も、こちらが真剣に話をすれば、、真摯に聞き入れてくれます。もし、それで怒るような人であれば、今後付き合う必要性がないので、誰かに部署異動の相談でもしてみてください。

 

阿吽の呼吸と言いますが、これは日本の悪しき文化です。思っていることは言わないと伝わらないですし、心に留めて我慢すると気持ち悪くなります。

是非、自分の率直な感情や考えを告げましょう。これは、社会人になりたての同期や、社会人の先輩、これから社会人になる方々全員にオススメする処世術です。本当にオススメです。

 

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とても長くなってしまいましたね。何せ1ヶ月分の日記ですから。

ここまで読んでくださった方はいらっしゃるのでしょうか。もしいましたら、とても嬉しいです。

 

以上になります。ここまでご覧頂きまして、感謝致します。

それでは、また思うことがあったら記事を書きます。